「NPOって何やってるの?」
一言で説明するのは難しい・・・
ということで、ブログ形式で活動内容を紹介します。
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ムヌンガタイ絵の制作 最終章
『テードゥン昔ムヌンガタイ』続報です。
ついに絵本の第2の主役、子供たちの絵が出揃いました!
昨日集まってくれたのは、中学生グループ。
低学年、高学年が続々と仕上げる中、それに続けといわんばかりの猛攻で仕上げてくれました。
他グループに比べてお話が長く、難しかったため、どうしてもひとりひとりのノルマが多くなるので心配していましたが、場面場面にうまく当てはまるような絵を一人3〜5枚(!)描きあげました。

 ←みんな集まっての作業はとても楽しそう


これからは大人たちの腕の見せ所。本格的な編集作業です。
ワーキングメンバーの島の方々とともに、子供たちに負けじと頑張らねばなりません。
仕上げは3月まで。きっと忙しい日々になるのでしょう…
しかし、様々な年代の人々が関わって、一つのものを作り上げる充実感があれば、きっと楽しい作業になることでしょう。
仕上がった本は各家庭に配布します。
ゆがふ館にも展示する予定ですので、仕上がりをお楽しみに!!
テードゥン昔ムヌンガタイ
もうおなじみとなりました、『テードゥン昔ムヌンガタイ』の続報です。(詳しくはこちらをクリック
今回はこぼし文庫から場所を移し、ビジターセンターゆがふ館で行いました。集まってくれたのは小学校高学年グループと中学生グループ。


高学年グループはお話中に登場する、竹富島らしい古道具や言葉の絵付き脚注を仕上げました。資料をあさり、おばあたちにも話を聴きながら、当時の様子を再現しようと一生懸命です。


中学生グループも遅れを一気に取り戻すように、飛躍的に発展しました!
それぞれの担当場面の絵をほとんど仕上げることに成功!さすがは中学生です。


これで、高学年グループも無事、編集作業に突入です。
中学生は絵を完全に仕上げるため、もう一度集まることになりました。
みなさんあと少しですよー!
がんばりましょう。


次回の集合は1月22日(日)13:00〜 ゆがふ館です。

テードゥン昔ムヌンガタイ再始動!!
竹富島の昔話を絵本にする企画『テードゥン昔ムヌンガタイ』(詳しくはこちらへ)が、子供たちの冬休みを機に再始動しました。
年末間近の12月26日(月)13:00〜こぼし文庫です。
雨が降ることもなく、寒くもなく、作業を進めるにはもってこいの日和でした。


今回は、
低学年(1〜3年生)…絵の完成

高学年(4〜6年生)…場面のコマ割、担当の決定、描画の進行

中学生(1.2年生) …場面のコマ割、担当の決定

を目標に集まりました。

全グループが一挙に集まったおかげか(?)、お互いに切磋琢磨し楽しみながら無事目標を達成することができました。

低学年グループはいよいよ編集作業へ突入です。
口承のおもしろさと子供たちの創造性を生かしながら、どのような絵本に仕上げていくか、なかなか難しいところです。

高学年はそれぞれが担当の場面を仕上げ、次は昔の生活を思わせる道具類や島独自の言葉の特別脚注として付けることになった絵と解説を仕上げる予定です。

中学生はお話自体が少し高度なので、まずはそのお話の読破が大事になってきます。分かりやすい文章作り、挿絵のバランスなど、小学生ではなかなか難しいところにも進んで挑戦してくれればと思います。

高学年、中学生とも次回の集合は年明け、
1月8日(日)13:00〜 ゆがふ館です。

彼らの独創性と想像力に期待が膨らみます!
観光ルネサンス事業の交付対象決定!
マイユヌンニャ鳥瞰図

NPOたきどぅんが、国土交通省の観光ルネサンス事業の補助金交付対象として決定しました。申請した事業内容としては、『「竹富島どぅゆくい(癒し)観光」推進事業』と題して、竹富町指定の有形文化財(建造物)である『旧与那国家住宅』の周辺環境整備と活用する仕組みをつくりあげることを目的としており、具体的には以下の3つの事業があります。
(1)生活体験プログラム開発事業
(2)「マイユヌンニャ(前與那國屋)」施設整備事業
(3)PR関係事業(英語・中国語版HP作成等)
くわしい内容に関しては、今後、少しずつ紹介していきますが、島の文化の保存や伝承、及び観光の拠点の一つをつくることに取り組んでいく計画です。

またNPOたきどぅんは、地域観光振興計画に沿って、観光地の活性化に取り組む民間組織としてATA(エリア・ツーリズム・エージェンシー)としても竹富町より認定を受けました。

※※※ここをクリックして、国土交通省のURLもご覧下さい。※※※
JATA 竹富島の古謡の伝承と普及
 竹富島には、人生の通過儀礼や祭事、農作業、家作りの際に、または労働歌として歌われてきた古謡があり、島の風土や生活を表現した文化遺産です。しかし近年、古謡は普段の生活の中から徐々に忘れ去られようとしています。古謡を歌う場が限られているためです。
 そこで、JATA環境基金「地球にやさしい市民活動支援助成」を元に、古謡を唄うグループの支援、古謡の会の開催、CD化なども視野に入れ、古謡の伝承と普及に取り組んでいます。
 第1回のミーティングでは、古謡がしっかり体に染み付いている監修委員の方々とともに、これからの計画について話し合いました。
テードゥン昔ムヌンガタイ ワーキング編

テードゥン昔ムヌンガタイ、ワーキング委員のミーティングが行われました。
これまで3グループの経過報告と、これからのスケジュールについて話し合いました。

集められた低学年グループの子供達の絵の出来は、大人たちの予想をはるかに超えてすばらしく、それだけで十分に絵本になりそうです。
お話はテードゥンムニ(竹富島の方言)も記載することにしました。

高学年グループは、それぞれが家に持ち帰って絵を描いています。
お話を聞いていて気づいたのは、こどもたちが昔の道具を知らないということ。火鉢やキセルなど、描くだけで当時の雰囲気がぐっと出てきそうな小道具がたくさん登場したので、今度は島の博物館、喜宝院蒐集館に見学に行きながら、道具を描くのもおもしろい学習になると思います。


中学生は歴史編で、学校の由来についてのお話を聞きました。
中学生グループは、自主性を尊重しての進行です。

どのような仕上がりになるか、今からとても楽しみです。

テードゥン昔ムヌンガタイ-お話しを聞く編
ゆがふ館のブログでは少し紹介がありましたが、竹富島の昔話をお年寄りに語ってもらい、子ども達がそれを聞いて絵本をつくるというプログラムを実施しています。
これは、(財)まちづくり市民財団による2005年度「まちづくり人」応援助成から、NPOたきどぅんが「竹富島のむかし話を絵本にしよう」といったプログラムもらっている助成金を基にしています。
島の中でのプログラムタイトルは「テードゥン昔ムヌンガタイ(竹富島の昔の物語)」で、監修委員、ワーキング委員、事務局をあわせて21名が知恵をしぼりながら、島の小中学生やお年寄りと一緒に取り組んでいます。
8月の後半では、子ども達を小学校低学年グループ、高学年グループ、中学生グループと3つに分け、それぞれ「島の動植物に関わる話」「幽霊に関わる話」「由来に関わる話」について、島のお年寄りの語りを聞き、絵を描きました。
実施の詳細は以下のように行われました。

◎小学校低学年グループ
語り部:高那三郎さん 題名:『親孝行のスズメと親不孝のコウモリのおはなし』
日時・場所:8月22日10:00〜 こぼし文庫にて
◎小学校高学年グループ
語り部:上勢頭同子さん 題名:『幽霊と火鉢』
日時・場所:8月29日15:00〜 喜宝院前のしんだんぎ下
◎中学生グループ
語り部:阿佐伊孫良さん 題名:『島の小学校の由来』
日時・場所:8月29日13:00〜 こぼし文庫にてムニンガタイ-中学生ムニンガタイ-小学低学年
フィリップモリスジャパン助成プログラム報告会
NPOたきどぅんでは、フィリップモリスジャパンによる市民活動-住民活動助成(2004年)第1段階プログラムより助成金を頂き、「沖縄県竹富島における遺産管理型NPOによる新観光システムの構築」と題したプロジェクトに取り組んできました。期間は、2004年10月1日から2005年6月末日まででした。8月25日には東京にて他の11団体と共に、完了報告会が行われました。

詳しい内容はここをクリックしてご覧ください。

フィリップモリスジャパンの会議室にて活動報告中